入社1ヶ月半で入院した話(子宮外妊娠)

入社1ヶ月半で入院した話(子宮外妊娠)

入社して1ヶ月ごろから、ずっとお腹の調子が悪く...慣れないことが多かったのでストレス性の腸炎かと思いきや....

まさかの子宮外妊娠で右卵管が破裂していました。

悔しい、悲しい気持ちですが備忘録として残します。

入院するまでの時系列

最初は内科・消化器科へいってみる

ずっとお腹が痛く、市販の薬を飲んでも治る気配がないので内科・消化器科へ行きました。

この時は、ただの腸炎のような以下のような症状で

  • 腹痛はあるが下痢はでない
  • 休むと改善される
  • お腹が張っている
  • 食欲がない

検査は血液検査・尿検査・レントゲン・触診をしました。妊娠の可能性があるかについての質問は

普通に整理がきていたので、可能性はないとお伝えしました。

血液検査の結果は、血圧99で貧血気味レントゲンで腸にガスがたまっている事が確認できたので細菌性の腸炎と診断されました。

ただ、ほかの家族はだれも同じ症状になってないことを先生は疑問に思われていました。

処方された薬は、整腸剤と鉄剤でした。食事は2日間は3食おかゆにしてくださいと指導がありました。

体調がよくならない

薬を飲んでも一向に体調がよくなりません。おかしいと思いましたが腸炎なのでいつか治るだろうと

気軽に構えていました。

横になったとき

特定の方向を向くと痛かったり笑うと方が痛かったり、

ちょっとおかしいなと思うところはありました。

急激に寒気と貧血がやってきた

症状は改善されないものの、休んでいたおかげで体調が少し改善されたので家族で出かけました。

商業施設のエレベーターをおりた瞬間、急激な眩暈と寒気がおそってきて、トイレへ直行。

寒暖差でお腹を壊したのかなと思ったのですが何も出ず、ただ調子が悪いだけ。立ちあがろうとしても貧血の症状がでて立ち上がれませんでした。

30分以上トイレまたは近くの椅子でうずくまっていました。が、夫が購入してきた栄養ドリンクで一瞬だけ元気になったので、すぐ帰宅。

立ち上がれなくなり、救急車を呼ぶ

家に帰って、横になっていました。それでも食事はしたほうがいいと思い立ちあがろうとするも

立ち上がることができず、救急車を呼んでもらうことに。呼んで5分後にはきてくれました。

病院に到着

搬送先がきまり、病院へ到着。血圧を測ると結果は70台〜60台低い。

CT撮ったほうがいいと判断されるが、これについては妊娠していないことが前提。

(胎児が被爆する可能性があるため)尿検査が必須だが、尿意がなくトイレにいってもでない。

最終手段で、管をいれて尿を採取しようとしたが、血液ばかりで採取できなかった。

妊娠している可能性がないか聞かれたが、絶対に妊娠していないとは断言できず。

どうしようもないので、胎児が被爆するリスクを承認した上でCTをとってもらうことに。

結果は、内臓出血であることが判明。その後、血液検査の結果から妊娠判定は陽性。子宮外妊娠ししている事がほぼ確定。手術を受ける事が決定。

麻酔や手術の内容を聞いて、涙を流しながらながらサインをしました。

朝4:15〜手術開始

腹腔鏡手術でした。全身麻酔をして記憶はまったくありません。

目がさめたらベットの上でした。母から聞きましたが

輸血はおそらくする必要がないと言われていましたが2000ml+ の出血があったため、輸血をおこない1時間の予定だった手術は2時間かかったそうです。

命があってよかった

麻酔から覚めると、点滴や尿管カテーテルを挿入され、動くとお腹が痛く。寝たきりで2日ほど過ごしました。

3日目からは自分であるくことができるようになり、痛み止めの点滴も外れてだんだん元気になり、4日目からは病棟内を歩けるようになり、5、6日目は病院内を歩けるようになり。傷口や貧血は完治していないが1週間で退院できました。

自宅に帰って、子供たちに会えた時は嬉しく、生きててよかったと思いました。

結果的には、流産した形になりますが命を落とした子の分まで精一杯いきたいと思います。

1ヶ月後の検診

血液検査と内診をしました。内診は問題なかったが、血液検査の妊娠判定項目の数値が正常値まで下がってなかったので

来月も検診にきてください。と言われました。

また、摘出したものが悪性か陽性か分析したもらいその結果を聞きました。

結果は約6cmくらいのもので陰性だと伝えられました。

2ヶ月後の検診

血液検査のみで、数値も正常にもどっていたので、もう来なくていいです。といわれほっと安心しました。

ごく稀に、摘出した箇所で同じように妊娠する可能性があるので、もし妊娠した際にはしっかり検査したください。

といわれてとても怖くなりました。

現在

現在は普通に仕事も育児も入院前のようにできています。生きてることに感謝しています。

これからも、自分の人生をしっかり全うしていきたいです。

いつも支えてくれる、夫と子供達、家族には感謝しています。